またまた、国際派ビートン夫人のセレクション。
現在マカロンというと、カラフルなフランス菓子を思い出す方が殆どでしょう。
起源は8〜9世紀のイタリアの修道院でした。1533年修道士たちがフランスへ渡った時、メディチ家のパティシエも一緒に渡りました。
イギリスには、少なくとも1725年には、ロバート・スミス、アン・ペッカムらによる料理本the Complete English Cook にレシピが掲載されていました。ビートン夫人の100年先輩ですね(笑)
一緒に再現した
Wine biscuits は、特に云われはありませんが、
生地にたっぷりとワインとスパイスが練り込まれています。就寝前のお茶のお供にしたのではないかしら?と思ったりしたのでした。
アーモンドののったものが、マカルーン。
茶色の方が、ワインビスケット。